2018年5月27日日曜日

暖房にも熱が必要だが?

再生可能エネルギーQ&A

 暖房を電気でしているだけでは、電気の需要が多くなりますぎます。そのため、暖房に必要な熱を再生可能エネルギーで供給することを考えます。

 まず最初に、日本では暖房を部屋毎に行いっている世帯が多いですが、建物全体を暖房するためのセントラルヒーティング化が必要だと思います。そのほうが、熱を効率よく使え、冬の寒い時の生活温度が高まり、快適さが高まります。

 同時に、建物の断熱効果を高めて、エネルギー消費の少ない低エネルギーハウスにして、省エネすることも必要です。

 たとえば、暖房するのに必要なのはガスです。そのガスを再生可能エネルギー化します。ゴミを堆積すればメタンガスが発生しますので、そのガスを回収します。また下水処理場でもメタンガスが発生しているので、それを回収して燃料にします。

 そのメタンガスをたとえば燃料電池の燃料にすれば、電気と熱を得ることができます。

 バイオガス発電は主に家畜の糞を使いますが、その代わりに家庭で排出される生ゴミやレストランなどで排出される食品の残などを回収して発酵させれば、バイオガス(メタンガス)が発生します。そのガスでバイオガス発電を行なえば、電気と熱を得ることができます。

 こうして得られた熱を高温のお湯(地域熱源)として地面に埋め込まれた配管網を使って、各家庭に配給します。

 メタンガスのメタン濃度が低ければ、必要に応じて二酸化炭素を使ってメタン濃度を上げることができます。そのメタンガスは、天然ガス網に入れることができます。

 また風力発電などで発電された電力が余った場合、その電力で水素を製造します。その水素をそのまま天然ガス網に入れるか、あるいは二酸化炭素を加えてメタンガス化した後に、天然ガス網に入れます。

 ガスは各建物に設置されたコジェネレーションシステム(熱電併給)の燃料とし、電気と熱を発生させます。

 その他、製材業で発生したおがくずや木屑を細かくしてペレットとして、各家庭のボイラーの燃料にすることもできます。

 各地方には、ガスを発生させる材料となる生物資源がいろいろあります。たとえば、鹿児島県では焼酎製造後に糟が残ります。その糟を発酵させてバイオガスを発生させることはできないでしょうか。ワインの製造地でも、ぶどうの糟が残ります。漁業の町では、漁糟を利用できないでしょうか。あるいは、不要な海藻を燃料として利用できないでしょうか。

 こうして、生物資源を使ってガスを発生させ、熱を発生させる燃料とすることを考えます。これらいろいろ可能な方法を適材適所に利用して、熱供給をより効率のいいものにします。

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